その館に入ったら最後・・・「魔女の家」は怨念うごめく呪いの館だった

皆様いかかがお過ごしでしょうか。

 

皆様はもし突然見知らぬ場所で目覚め辺りを見渡せば不気味な館が建っている・・・。

皆様はその館に入るでしょうか?それとも・・・。

 

きっと記者だったら呆然と立ち尽くしてしまいそうです。

今回はある少女が不気味な館でその謎に翻弄される「魔女の家」をご紹介いたします。

有料物件だったら良いですね♪

 

このゲームには猟奇的な表現が含まれています

鬱蒼とした森に魔女の家は鎮座する

魔女の家は元々2012年にフリーゲームとして配信されていたものでしたがグラフィックやシナリオ等をスマホ、アイフォン向けに調整し配信されたものです。

 

魔女が住むといわれる館から数々の謎を解決して行きながら進んで行くホラー脱出ゲームです。

 

見知らぬ鬱蒼とした森で1人目を覚ます主人公の少女ヴィオラ(13歳)辺りを見渡すも森を抜ける方法がなく彼女の近くに1匹の猫がいるだけだった。

 

その猫が少女に話しかける、そして導かれるように魔女が住むと言われる館へとたどり着く、もはやその館に入るほかない少女ヴィオラ。

 

しかし館へ入るとその館の中へ閉じ込められてしまい少女はその館から抜け出す方法を探すのだった・・・。

 

という本作、もうこの手のゲームに共通して多いのが何故か見知らぬ場所から始まり何故この場所にいるのか経緯が説明されないパターンはもはやお約束です。

 

そして動揺することなく森を探索し始める少女はメンタルが強すぎやしませんか。

話しかけてくる猫にも何も疑問を持たずに対応しているあたり少女は相当な手練れですね。

 

もう細かいことに反応したら負け、ツッコミをいれたら負けかのような受け入れかたと言いますか物わかりの良さはシュールさを感じます。

 

情報が少ないのはこの手のゲームの定番なのでそういうモノだと理解しましょう。

あまり細かく物語の設定を語られても疲れてしまいますしね。

 

グラフィックはドット絵調のシンプルなグラフィックで派手な演出等は無いのですが、暗く影の落ちたような不気味な世界観をよく表現出来ていると思いました。

 

館のただ住まいはとても陰鬱と物寂しく絶対何かよろしくない事が起きるだろうと不気味さが際立ちます(実際に閉じ込められてしまう訳ですからね)

 

冒頭から今後の展開を期待させる流れは心臓がドキドキとしました。

容赦なく少女を襲う罠

いざ館の中へ入ると案の定薄暗く、そして開始早々から数々の罠が少女を待ち構えています

 

行動によっては容赦なく即ゲームオーバーになるモノも多く記者は館に入ってものの数分で一回目のゲームオーバーを迎えました(笑)

 

攻略中も地味なのですがプレイヤーを驚かせてくる演出が随所に散りばめられており思わず体がビクッとしてしまい何処で何が起きるのかと気が気ではありませんでした。

 

また色々なモノを踏んだ時の音も気味が悪く顔をしかめる場面も多かったです。

 

死にゲーの要素が強く何も深く考えずに行動すると即ゲームオーバーが待ち構えているので冷静な判断が必要です

 

攻略を進めて行く内にこれは絶対危ないやつだなと予測がついて来るのである程度回避は可能かと思います。

 

またタイトル画面に死の記憶なるものがあり自分のゲームオーバーになった時の光景が記録されるのでワザとゲームオーバーになり死の記憶をコレクションする楽しみ方もありかも知れないですね。

困ったら黒猫を頼ろう

このゲームの謎解きの難易度は少し難しめに感じました。

しかし冒頭で出会う黒猫は少女の側に現れ、攻略のヒントをくれたり話しかける事でセーブも可能です

 

ノーヒントでは難しい謎解きでも広告をみることで黒猫からヒントをもらい注意深く観察すれば攻略は可能であると思います。

 

なお公式ホームページに攻略情報が記載されているのですがそれは最後の手段にしておきましょう(笑)

 

ゲームオーバーになっても広告を見ることで直前から再開する事はできるのですが、このゲームはオートセーブに対応していないので黒猫を見かけたら話しかけるクセをつけておいた方が良いでしょう。

独自の世界観を持つ魔女の家

この絶望的な状況の中で進んで行くストーリーは早く先に進みたいと思えるものでした。

 

攻略の途中に魔女と思われる人物の日記が読めたりと先が気になる展開で、常に陰鬱としているのですが独特の雰囲気に没頭して世界観にひたる事が出来ました。

 

また頻繁に驚かせてくる演出が単調になりがちな攻略においていいアクセントになっており、じっとりと体にまとわりついてくる空気は手に汗握る緊張感をもたらしていたと思います。

 

ただこんな罠だらけの家には絶対住みたくないですね(笑)

操作性は快適とはいえない

ただ操作性に関しては辛かったです。

 

何とも言いがたいカクカクとした操作性で慣れてしまえば問題なく操作していけるのですが、決して快適な操作性ではないのが残念でした。

 

またゲームオーバー時に広告を見ることで再開できる事も頻繁にゲームオーバーになるゲームの特性上テンポを悪くしてしまい、その広告のせいでゲームが怖くなくなってしまう事になってしまったのがもう少し改善されたら良いのにと感じました。

魔女の家で少女は何を思う

軽快なトークも無い、派手な演出も無い、しかしプレイヤーを引きつける魅力のある本作はまさに魔女の仕業なのかも知れませんね。

 

ただひたすら陰鬱で救いようのない館で少女は何をみるのか、そして魔女の家の真相は何なのか攻略には時間もかからないので少女の行く末を見届けてみてはいかがでしょうか。

 

最後にゲームは楽しく適切に遊ぶようにしましょう。

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