新解釈お伽話?「意味がわかると怖い童話」は人々を恐怖に落とす謎解きゲームだった

皆様いかかがお過ごしでしょうか。

子供の時に童話を聞いた経験はあると思います。

 

楽しい話、ゾッとするような怖い話、ドキドキしたりワクワクさせてくれるものですね。

今回は童話の怖い面を題材にしたゲーム「意味がわかると怖い童話」をご紹介します。

 

※ゲーム内容をガッツリネタバレしていますので、気にする方はここで物語を終了して下さい。

そもそも童話とは何か?

そもそも童話とは何か?簡単に説明します。

ゲームとはあまり関係ないのでゲームの内容が知りたい方は次に飛ばして読んで下さい

 

童話とは、子供向けに伝説、神話、民間伝承、創作された物語の事で主に大人が子供に読み聞かせる又は子供が読む作品の事をいいます。

 

子供に言葉や文字を物語を通じて学んでもらう意図や、善いこと悪いことの感覚、想像力、価値観などを感じてもらい、それを介して親子のふれあいを目的にしている事が多いです。

 

子供に向けた作品が多いので子供が飽きない範囲の物語の長さ、子供が好感を持ちやすいような主人公が登場する場合が多く、動物などの擬人化された存在が主人公の物語も多い、また度々残酷な描写が多く登場するのも子供に対して善いことをすれば善いことが、悪いことをすれば悪いことが起こるとの教訓的な意味合いが強いです。

 

残酷な描写については、娯楽の少なかった時代において聞き手を引きつけるような過激な描写になったと考えられ(子供に対して強烈に教訓を印象づける意味合い)、現代において表現がマイルドに改編されたり物語自体が削除されたものも多く現代我々が良く知っている話に変化をしていったようです。

聞いてた物語じゃない?違和感を突き止めろ

この「意味がわかると怖い童話」は映し出された画面の違和感を見抜き、おかしいと思われる部分をクリックして与えられた問題を解いていくという謎解きゲームです。

 

白雪姫やマッチ売りの少女をはじめ、1度は見聞きしたことがある作品が沢山登場し(中には悪魔やキョンシーなどのキャラクター達が登場する物語もある)、1つの物語につき4つの問題が用意されていて全てクリアすると次の物語に挑戦できるようになっています。

 

ゲームのタイトルが「意味がわかると怖い童話」とあるように各物語には楽しい雰囲気は希薄で全体的にどんよりとしてBADエンド一直線だろうなーと思うものが多いです。

分からなくても安心のヒントと答え機能

また問題が分からなくても広告を閲覧する事で問題のヒントを得る事が出来ます。謎解きが苦手な記者でも特段苦労する事もなく問題を解いていく事が出来たので問題の難易度は高くはないです。

 

そして、どうしても問題が解けない方には答えを見られる機能(答えの確認と供にその問題がクリア扱いになる)もあるので問題にいきずまってしまって次の物語にいきたいのにいけないといった事が起こりません。

 

実質クリア出来ない状況が起こらないのでどうしても問題が解けなくてゲームそのものを諦めてしまう心配も少なくなり最終手段として活用してみるのも1つの手段でしょう。

 

勿論はじめから答えをみてクリアする事も可能ですので楽しみ方はプレイヤー次第です。

ただし、謎解きゲームは謎を自力で解いていく事に面白さを見いだすゲームなのでご利用は計画的にいきたい所ですね。

怖い童話の良かった所

それではそんな意味がわかると怖い童話の良い所を記載します。

独特な絵柄からくる不気味な雰囲気

良く知っている話が独特な絵柄で描かれていて新鮮な感覚を覚えました。

メルヘンチックでありながら退廃的な雰囲気を感じる絵柄で何ともいわれないゾワゾワした雰囲気が漂っており良い意味でどんよりとした気持ちで謎解きに挑めました。

各物語は原作を元に全体的にBADエンドに向かう事が多く、その良く知っている話が少し変わるだけでこうも不気味な雰囲気になるものかと思いました。

 

その雰囲気はこの独特な絵柄によって強く強調されていて物語に引き込まれていきました。

ただ物語が進むに連れ絵柄が変わってしまう物語もあり絵柄を統一してくれたら嬉しいと感じました。

怖い童話の辛い所

ではこのゲームの辛かったところを記載します。

テンポを大きく損なう広告のタイミング

雰囲気もよく退廃的で不気味な雰囲気は魅力的なのですがゲーム内に頻繁に出てくる広告がこのゲームのテンポを著しく損なってしまっています。

 

広告自体はしょうが無い事だと思うのでマイナス要素ではないのですが、広告の出てくるタイミングに難があります。

次の物語にいくとき、問題を間違えた時などありとあらゆるタイミングで広告が出てきます

 

その広告も意図的に何が何でもクリックさせようとしているとしか思えないタイミングと位置で出てくるのでここまで頻出すると気持ちがゲンナリしてしまいゲームを楽しもうという気持ちが失われてしまうのではないかと思われます。

 

ここはもう少し何とかならないかと感じました。

また物語がBADエンドになるのはしょうが無いとしても1部胸くそで不快にしかならない表現があるので人を選ぶゲームではあります。

 

原点の童話でも救い用のない結末になる物語も多々あるのですが、ゲーム内にただただ虐げられて終わる物語もあるので嫌な気持ちになる可能性もあるのでプレイには注意が必要です。

怖さの先に見えてくる物語とは‥

ゲームの雰囲気はとても良く引き込まれるのですが、その他で残念な所が目立つゲームだと感じました。

ただ童話を元にした物語と絵柄、雰囲気は良いのでその方面が好きな方は1度プレイしてみるのも良いかと思います。

 

最後にゲームは楽しく適切に遊ぶようにしましょう♪

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