その絵を描いた先には何が待っているのか「まつろぱれっと」描いてみました

皆様いかかがお過ごしでしょうか。

絵画等の芸術作品を鑑賞する機会は何度かあると思います。

 

この中には意思を持ち自分の事を見つめてきたらどうしよう等と思うことはありませんか?(記者だけですかね笑)

 

今回は不思議な1枚の絵と織りなすストーリー「まつろぱれっと」を描いてみました。

ネタバレの表現がある場合があります

アトリエで出会う一枚の絵

主人公は画家としてある屋敷に招かれる事から始まる本作。

 

通されたアトリエには布に掛かった1枚の絵があり主人公がその布をめくるとそこには何も描かれていない、しかしその刹那その絵に少女が浮かび上がりこちらに話しかけてくる。

 

少女の力によって出口を塞がれてしまう主人公、その絵は呪われていたのだ。

何だか初めからホラーチックな展開ですね、主人公も驚きはするものの割とアッサリ状況を把握しているのはゲームのお約束ごとですかね(笑)

 

少女の絵には色が入っていなかった、そして少女は主人公に対してこの絵を綺麗に色を描く事ができるか?本当の私に色をつける事が、と投げかけてくる。

 

猶予は7日間その間に主人公は少女の絵を完成させるために命をかける事になるのだ。

もうやるしかないという感じですね主人公は絵を描いていく事でその絵の存在の真相を知っていく事になります。

操作は簡単で丁度良い難易度

操作も至って簡単で、タップと横移動のみ複雑な操作は要求されないのですぐ慣れていくと思います。

難易度もそこまで高くなくなれている方で2時間から3時間程度で攻略でき、しっかりと考えればほとんどの謎解きは苦労しないかと思います。

 

序盤のコツとして行ける探索の範囲を全てくまなく探すことを意識していけばまず足止めを食らう事は無いでしょう。

 

基本的には少女の絵を完成させるためにアトリエ内を探索してモチーフ(題材)を探しそれを元に少女の絵を描いていく事になります。

 

風景は白黒が基本で薄暗い感じではあるのですが、探索できるエリアはそんなに広くなく全体の構成の把握は難しくないです

 

探索の際も攻略に必要なアイテムは割と分かりやすく配置されているので注意深く探索していればほとんど取りこぼしのような事は無いでしょう。

 

また主人公がアトリエに閉じ込められた際に携帯電話を拾うのですが、実はこのアトリエには過去にも同じように閉じ込められた画家達がいてその画家達の記憶がメールとして送られてきます。

 

そのメールを読む事でも攻略の手がかりになる事があるのでくまなく読んでみるのも良いです。

死と隣り合わせのアトリエ

モチーフを手に入れたら少女の絵に色を入れていくのですが、これが少しくせ者です。

絵の中の少女は極めてワガママで冷酷です。

 

初見では絶対気づけないような要求を少女はしてくるので振り回されるのは必至で少しでも少女の気に入らないことをしてしまうと問答無用で制裁されてゲームオーバーになってしまいます。

 

理不尽に機嫌を損なわれ1つでも選択肢を間違えると死亡する、そしてまた新しいアプローチを試みるいわゆるトライアンドエラーが基本になります。

 

このゲームはオートセーブに対応していて死亡した直前からやり直せるのでそこの所は安心です。

 

また主人公が死亡したバリエーションがタイトル画面のメニューから閲覧でき「死に様」と銘打たれたギャラリーは40種類以上用意されています。

 

ついついコレクションしたくてあえて間違いだろうと思われる選択肢も選んでしまうやりこみ?要素もあるので寄り道しがちでした。

 

なお死亡シーンはあるにはあるのですがグロテスクな表現はほとんどないので心配はいらないと思います。

この高飛車お嬢さんのお相手は一筋縄ではいかないですね。

奥深く引き込まれるストーリー

初めはこの少女に対して何て冷酷で理不尽なんだと思っていたのですが、少女に色を描いていくうちにその感覚は変わっていきました

 

少女を描くことで少女の過去の記憶を追体験していくような感じでストーリーは進むのですが、そこに少し胸が揺り動かされました。

 

ちょっと無理矢理感を感じる部分もあったのですが、少女の悲しい過去の記憶を見ていくうちに何故に呪いの絵は生まれたのか、何故にこの絵の少女はこのような態度をとっていたか気づき、あっなるほど、そう言う事だったのかと早く続きがみたいと感じました。

 

ただただ主人公に対して理不尽な要求をするだけの少女のイメージが変わり、この少女を何とか救う方法はないかと思いながら終盤はやっていた位です。

 

引き込まれるストーリーだったなと感じます。

ホラーはあるが中途半端

全体の雰囲気は決して明るいノリではなく、主人公は何度も死亡するし少女の絵も時折ゾッとする表情をみせたりするのですが、どれも中途半端に感じました。

 

ホラー要素が好きな方は物足りないが逆に言えば苦手な方にもオススメしやすいと言えるのかも知れませんね。

 

ホラー要素がメインではないのは分かるのですが、中途半端に入れるのであればいっそ無くすかもっと演出をホラーよりに変えた方が良かったかなと思います。

その絵の真実を知ったとき・・・

その絵の真実を知ったとき何が見えてくるのかはプレイヤーの皆様方が直接確かめてみていただければと思います。

 

「まつろぱれっと」で少女の記憶を追体験してみてはいかがでしょうか。

最後にゲームは楽しく適切に遊ぶようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です